愛知県立高校の体育館にLCS-R工法が採用されました。本工法では、次回の改修にも対応できるロングブラケットを使用しています。防水層の固定力と水密性を確保しながら、ブラケット廻りを扱いやすい構成とすることで、次回の改修時の施工がスムーズになります。長期的な運用に応えられる、合理的な防水改修となりました。
(現場レポート39号掲載)
採用された工法
将来の改修に備えたロングブラケット仕様。
本事例では、補強ブラケットを長尺化したロングブラケットを採用しています。ブラケットの長さに余裕を持たせることで、次回改修時は固定ディスクの位置をずらして再利用でき、新たなブラケットの取り付けが不要になります。ビス打ちを減らし、工期短縮と改修コストの低減につながる仕様です。
軒先・棟の納まりイメージ
軒先の納まり
側溝部の奥行きに合わせて断熱材を入れ、段差を解消したうえでシートを立ち上げています。凹凸の多い既存形状を平滑化することで、シームレスな防水層を構築し、水流の停滞を抑えた納まりとしています。
棟部の納まり
棟部は両側への負荷が集中するため、断熱材で下地を整え、金属下地との一体化を図ったうえでシートを連続させています。金属とシートの取り合いを確実に処理することで、動きに追従する安定した防水納まりとしています。
松平高等学校体育館防水改修工事
| 構造 | S造 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 豊田市 |
| 施主 | 愛知県教育委員会 |
| 設計 | 大名古屋設計事務所 |
| 施工 | 重喜防水工業株式会社 |
| 防水施工 | 重喜防水工業株式会社 |
| 建物の種類 | 官公庁舎・公共施設 |
| 新築/改修 | 改修 |
| 施工時期 | 2024.6~9 |
| 下地 | 金属下地(折板/耐火デッキプレート/瓦棒屋根など) |
| 仕様・規模 | LCS-R工法 MIHD-SW15NU:1,364㎡ |
| 断熱仕様 | 外断熱工法 |
| シート固定方法 | アンカー固定 |





