施工事例

高知高専 物質工学科


台風多く、海岸近くの条件で、13年経過後も 大幅な物性劣化なし

高知高専 物質工学科施工例
高知工業高等専門学校 物質工学科棟 新築工事

構造RC造
所在地高知県南国市物部
発注文部省
設計監理

高知高専施設課

施工

戸梶建設(株)

施工時期H8.9
防水施工大三工業(株)高知支店
仕様・規模

MIH-GM15S : 320㎡



●サンプリング実施日 : 平成21年1月28日
●サンプリング場所 : 高知工業高等専門学校物質工学科 (3箇所から採取 上図)
●防水シート : リベットルーフGM 1.5mm厚

採用された理由

同施設係には以前より改修工事にFL絶縁工法を採用していただいており、高い評価を得ている。今回新築工事においてもその実績を買われ、「IH工法(誘導加熱)」によるアンカー固定工法が採用された。

高知工業専門学校は土佐湾より700m程度の所に位置し、毎年台風が去来し、強風や降雨を激しく受け、塩害を受けやすい立地条件である。施工から約13年が経過したリベットルーフの経年変化を検証するため、切り取りサンプリングを行った。

解説
外観測定

新品と比較するとシート表面の光沢が失われていたが、シートの柔軟性は損なわれていなかった。

シートの物性測定(伸び率)

当概物件の防水仕様は断熱工法であり、非断熱工法と比較してシートの表面温度が高くなる傾向がある。また、プラスチック劣化の要因の一つに挙げられる紫外線量も多く、強風によるシートのばたつきも発生し、塩害などの影響も受けやすい地域であるため、防水材料にとっては過酷な条件下である。しかし、今回採取した資料の伸び保持率は80%以上を維持しており、リベットルーフの優れた耐久性が実証された結果となった。