高知高専 物質工学科
台風多く、海岸近くの条件で、13年経過後も 大幅な物性劣化なし
|
■高知工業高等専門学校 物質工学科棟 新築工事
|
![]() ●サンプリング実施日 : 平成21年1月28日 |
■採用された理由同施設係には以前より改修工事にFL絶縁工法を採用していただいており、高い評価を得ている。今回新築工事においてもその実績を買われ、「IH工法(誘導加熱)」によるアンカー固定工法が採用された。 高知工業専門学校は土佐湾より700m程度の所に位置し、毎年台風が去来し、強風や降雨を激しく受け、塩害を受けやすい立地条件である。施工から約13年が経過したリベットルーフの経年変化を検証するため、切り取りサンプリングを行った。 |
解説
■外観測定
新品と比較するとシート表面の光沢が失われていたが、シートの柔軟性は損なわれていなかった。
■シートの物性測定(伸び率)
当概物件の防水仕様は断熱工法であり、非断熱工法と比較してシートの表面温度が高くなる傾向がある。また、プラスチック劣化の要因の一つに挙げられる紫外線量も多く、強風によるシートのばたつきも発生し、塩害などの影響も受けやすい地域であるため、防水材料にとっては過酷な条件下である。しかし、今回採取した資料の伸び保持率は80%以上を維持しており、リベットルーフの優れた耐久性が実証された結果となった。


